TOSでは『ゆ〜わくワイド&News』6時台の後半、『特ネタ』と題して県内の各市町村の特派員さんがご当地の情報を日替で伝えています。
8月下旬には『大分県央空港“ひんやり体験”』というネタと遊覧飛行のプレゼントが紹介されていました。
実は私、この『遊覧飛行』がきっかけでパイロットライセンス(自家用)を取得し、時々レンタカーならぬ、レンタプレーンしてフライトしています。
TOS ONLINE開設記念?として、時々記事を書いてみようと思っています。
2020年12月 くじゅうの山々を熊本側から 5,500ft (約1,680m)
県内には3つの空港
さて、表題の件ですが、大分には国東市に大分空港、豊後大野市大野町に大分県央飛行場、さらに竹田市久住町には、グライダー専用ですが久住滑空場と3つの飛行場があります。(ヘリポートなど、他の場外離着陸場を除く)
大分空港は、3,000mの滑走路があり、羽田や成田、伊丹などの各空港との定期路線が運航されており皆さんが一番よくご存知の空港だと思います。
大分県央飛行場(通称 大分県央空港)は、800mの滑走路があり、主に県の防災ヘリ「とよかぜ」の基地や小型航空機の離着陸場として利用されています。
そして、久住滑空場は、草地に1,000mの着陸帯があります。春〜秋にかけ、くじゅう花公園の周辺で赤や白のグライダーが飛んでいるのを見かけた方も多いのではないでしょうか。
空は遠い存在じゃない
そんな姿を見て「飛んでみたいなぁ」と思っても、大分空港や久住滑空場では遊覧飛行は行われていませんが、大分県央飛行場では小型航空機(セスナ172・4人乗り)を利用した遊覧飛行が行われています。
10分程度の短いものから45分程度のコースまで数種類あり、一番手軽なものは6,000円/人から体験できます。冒頭の遊覧飛行プレゼントには2000通を超える応募があったそうで、先日10月10日(日)に好天のもと実施されたようです。
九州内の他空港で遊覧飛行を行なっている空港は少なく、行なっていてもヘリコプターのチャーターのみで数万円からという事を考えると比較的体験し易いと思います。
非日常体験が出来る場所がすぐ近くにある事は本当に恵まれているなぁと思います。春と秋は遊覧飛行にオススメの季節です。
大分では決して遠い存在じゃない「空」、宇宙港としての飛躍が期待される大分空港ですが、それを支える人材が地元大分から出てきて欲しいですね!
2019年10月 パークプレイス方向から望む大分市市街地 3,000ft (約1,000m)